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地磁気観測所要報 第10巻 第02号, p.43, 1962年3月


水平分力の減少とKpインデックスの関係


伴野登


要旨

 地磁気擾乱の際に水平分力の減少する現象について, 1953-1958の柿岡に於ける観測値とKpインデックスを用いて調査した.結果の概要は次の通りであった.
 
  1. 弱い擾乱の際も水平分力は減少する.
 
  2. 減少の量は太陽黒点の多い時は少い時より大きい.
 
  3. 減少量はKpの日合計が30を越えるあたりから急に大きくなる.
 
  4. 擾乱による減少効果は数日続き,太陽黒点の多い時は少いときより長びく.



[全文 (PDF; 英語; size:137KB)]


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