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ホーム > お知らせ > 地磁気毎秒値に関するお知らせ > 2002年度

地磁気毎秒値に関する重要なお知らせ


 地磁気観測所では、地磁気毎秒値について(1)本年8月から10月の柿岡データを差し替え、(2)来年1月からはデータ処理方法を変更、とすることになりましたので、お知らせします。


(1)2002年8月16日〜10月31日の柿岡における地磁気毎秒値の差し替えについて

 地磁気観測所では、2002年8月に雷によって柿岡の観測器が被害を受け、8月16日から11月11日までの間、予備器を使って観測を行いました。この期間も通常のデータ処理をして毎秒値を公表しましたが、測器の交換に伴い暫定基線値が変化したことを考慮しなかったため、公表したデータには見かけ上100nT程度の飛びが生じることとなりました。
 このような人工的なデータの飛びは利用者の利便性を損なうと考え、このたび暫定基線値処理をやり直してデータの飛びを補正したものと差し替えることになりました。
 当所あるいは地磁気世界資料解析センターを通じて毎秒値データをご利用になった皆様にご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。


(2)2003年1月1日からの毎秒値における暫定基線値処理の変更について

 上記の人工的な飛びの混入を契機にして、毎秒値処理に使用する暫定基線値について調査したところ、測器の長期安定性等のため、暫定基線値と絶対観測で得られた観測基線値に無視できない差が生じている観測点があることがわかりました。この状態では、公表された毎秒値について誤解を招く恐れがあると考え、今後は、観測基線値からある範囲内に暫定基線値が入るように暫定基線値を管理していくことになりました。

 次の暫定基線値の変更は、2003年1月1日の午前0時(UTC)に行います。これに伴い、柿岡・女満別・鹿屋の地磁気毎秒値について、午前0時に見かけ上の飛びが生じます。
 なお、地磁気毎分値・毎時値には(1)、(2)に関連した変更はありません。
 今後ともホームページを通じて観測データの変更情報を随時お知らせしていきますので、当所のデータをお使いの方は、当所ホームページをご確認ください。



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